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塾選び


塾の選び方


塾を経営していて塾の選び方というのも変ですが。結構商圏範囲外からの閲覧者も多いので鉄板の選び方をや選んではいけない塾を書きたいと思います。


絶対的に言えるのはチラシやホームページの中で3000円を超えるような入塾プレミアム(QUOカードや図書券・何らかの商品)を付けている塾は避けるべきです。その分は月謝に反映しますので、当然塾代がそれに乗っかってきます。

昔ある地域で塾が乱立していたのですが、高価なプレミアムを付けていた塾は2年ももたなかったところがほとんどです。経営も安定しないのに生徒に教えるというのはどんなものか、経営者が経営塾に行った方がいいのではないかと思います。

昨今の疫病禍で確かにほとんどの塾は経営がきつくなったのは間違いがありません。この禍前の3割しか生徒が集まらないというところもかなりあります。それでもこれを超えられるところはやはり実績をしっかりと生んでいるところです。


次に、定期テストの実績をやたら宣伝するところも気を付けるべきです。基本的に成績は必ず上下します。上がりっぱなしなどはあり得ません。下がってしまったことは全く出さないし個人情報なので手書き文字の当然写真なども出せません。うがった考え方で言えば作文ができるのです。ですから明確に打ち出せる合格実績が最も正しい評価となります。

個人情報にかかわらないところであれば合格関係書類は提示できます。


ただ、高校合格実績はいただけません。埼玉県公立の平均倍率は1.2倍程度ですつまり6人受験すれば5人合格するという低倍率です。これは受験というものの中ではかなり低い数値です。宅建ですら7倍程度の倍率となっているし、大学受験に至っては20倍なんてものはゴロゴロしています。また、私立に関しても95%の高校は個別相談の段階で合否が決まります。

これは以前から問題になっていたことですが、制度と学校経営の観点から仕方がないとも言えます。だから高校の実績は見る人が見ないとはっきり言って分かりません。あてにならないのです。


多くの塾は大学受験を嫌がるのはここにあります。本当の塾の力や能力が出てしまうからです。これは高校も同じです。大学の合格実績は偏差値に響きます。

基本的に偏差値は人気投票のようなものですが、偏差値では測れない学校の良いところもあります。入り口は低いが出口が高いこれは学校の姿勢や能力を図るうえで重要なファクターではないでしょうか。

開成高校や灘高校が実績があるというのはまた別の話なのですが。


基本的に集団塾と個別指導塾に大きな違いはありません。その子その子にあった指導ができるかが重要です。

そして、塾の指導が短期的でない長期と中期に分けて考えられているのかは体験授業などを通してしっかりと判断してください。

名前が知られていない、広告やホームページすらない塾で、ものすごく優秀なところも多いのです。受験や学習というのは情報を持ったものが強いとい事実は変わりませんがその情報を選別する能力も必要です。


 
 
 

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